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備忘録

格安SIM(IIJmioのギガプラン・音声SIM・タイプD)に変更したら、海外からSMSが届かなくなった

以前まで普通にSMSを使うことができた電話番号をGoogleのアカウントに登録して、SMS認証に使おうとしたら何度やっても届かなくなってしまった。

海外からのSMSは拒否

結論から言うと、海外からSMSが拒否される設定となっていた。

確かに、他の日本国内のサービスからは問題なく届くようになっていた。私の場合は、もともと届くSMSが少ないので、海外からのSMSだけが届かないことに気づくのに時間がかかってしまった。

IIJmioに限らず、契約したSIMによっては、海外からのSMSが届かない設定になっていることが多々ある。そのため、SMSが届かない場合は、まずこれを疑うのが早期の解決につながる。

SMS受信拒否の解除

原因が分かってもこれを解決するのは意外と面倒くさかった。キャリアの変更に耐性のある人であれば問題ないかもしれないが、普通の人には割と難しい。

SMS拒否設定の解除

タイプD

私はタイプDでdocomo回線であるので、以下のページを参考に解除する。
https://www.iijmio.jp/hdc/spec/spam_sms/index.html

音声ダイヤルを使う方法とWeb設定で行う方法があるが、音声SIMを使っているのであれば、音声ダイヤルの方が簡単に行える。

ネットワーク暗証番号は初期設定で1234になっている。回線契約のタイミングで設定するものではないので、記憶がなければ、だいたい1234で大丈夫。

Web設定で行う方法は、設定ページにアクセスするために、APN設定を変える必要がある。設定が終わったらIIJmioのAPN設定に戻さないとインターネット(契約回線)に繋がらないので注意。

タイプA

私はタイプAではないので、実際に検証は行えなかったが、タイプAの人は以下を参考に解除を行う。
https://www.au.com/support/faq/detail/78/a00000000178/

Proxmox VE 7.x 上でwindows VMを構築する

仮想化基盤であるProxmox上で、Windows 10 を構築します。

環境

Proxmox VE 7.2

Windows 10 (64ビット)のインストール要件

https://www.microsoft.com/ja-jp/windows/windows-10-specifications


VMを作成する上で、以下のような要件を満たす必要があります。

CPU: 1GHz 以上のプロセッサまたはSoC
メモリ: 2GB
ストレージの容量: 20GB

Proxmoxにisoをアップロード

Windows 10 のisoをダウンロード

以下からメディア作成ツールをダウンロードする
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10

ダウンロードしたものを実行して、作成するVMの環境に合わせてisoイメージを作成する(ツールに従っていけば簡単に作れる)。

Proxmoxにisoをアップロード

VMを作成するホストに2つのisoをアップロードする。
Datacenter→pve(VMを作成するホスト)→local→ISO Images→Upload

Windows 10 インストール(VM 作成)

VM 作成

作成するノードを選択し、適当なIDと名前をつける。

先ほどアップロードしたisoイメージを選択し、Guest OSにWindows 10 を指定する。

自分の好きな設定にする。(Windows 11 でもないのでTPMも必要ない。)

インストール要件を満たすディスクサイズに設定。
Bandwidthはデフォルト(ディスクの帯域に制限を掛けたければ設定する)。

割り当てるCPUのリソースを決める。高い性能が欲しければコア数を増やす。

メモリは最低2GB必要で、あとは求める性能に合わせて調整する。

使用したいネットワークを選択する。

確認後にFinishをクリックして、VMを作成する。この時、VM作成後に行うことがあるので、作成後に起動にチェックは入れない。

ハードウェアの追加で、CD/DVDを選択し、アップロードしておいたvirtIOイメージのisoを使う。

Windows 10 のインストール

VMを起動する。
起動してからはEnterキーを連打しないと、Windowsのセットアップ画面に移らないので注意。

インストール画面

インストール開始


Windowsのインストールは普段と同じだが、ハードディスクのドライバーがインストールされていないので、手動で読み込みます。

ドライバーの読み込みをクリックして、参照からDドライブ(virtio-win-0.1.221) > vioscsi > w10 > amd64 と選択して、ドライバーをインストールします。

そうすると、ハードディスクが認識される。同様にネットワークのドライバもインストールする。
Dドライブ(virtio-win-0.1.215) > NetKVM> w11 > amd64

ちなみに、ネットワークに接続せずにインストールを進めることができます。どっちみちネットワークに接続することになるので、子の段階でインストールしておいたほうが楽です。


M.2 SSD QLC/TLC/MLCの違い (NVMe/SATA3.0)

現在のSSDは、基本的にメモリコントローラ、メモリチップ、DRAMキャッシュの3つから構成されています。(低価格のSSDでは、DRAMキャッシュが無いものも)
メモリチップが記憶領域となっていて、データが格納されています。

SLC/MLC/TLC/QLC/PLC (マルチレベルセル)

SLC (シングルレベルセル:Single Level Cell)

セルが電位の高さによって、「電位が高い=1」、「電位が低い=0」の2値で1bitのデータを保持
初期は、SLCでしたがセルの微細化に限界が見えたために、2bit以上を記録するように改良されました。

MLC (マルチレベルセル:Multi Level Cell)

MLC開発当時は、1bit (2値)から2bit (4値)へのマルチレベルセル家であったため、DLC (Double Level Cell)ではなく、MLCと呼ばれるようになり、現在でも、MLCは、2bitのマルチレベルセルのことを指すことが多いです。

TLC、QLC、PLC

  • TLC (Triple Level Cell):3bit (8値)
  • QLC (Quadruple Level Cell):4bit (16値)
  • PLC (Penta Level Cell):5bit (32値) 将来的に実現?(マルチレベル化はPLCが限界とも)

マルチレベルセル化には容量単価が下がるというメリットはありますが、電位を細かく刻んで判別する必要があるので、書き込みへの耐性が低下して、長期保存におおける信頼性が低下してしまいます。

一般にSLCは、耐久性が高く、高速で、劣化しづらいが値段がとても高く、SLC採用のSSDはほぼ無い。

一方、QLCは、耐久性が低く、低速で、劣化しやすいが値段が安くなっています。

3D NAND

メモリチップ1枚当たりの記憶領域を増やす方法として、これまで平面的に増やしていたセルを垂直に積み上げる「3D NAND」が開発されました。

一般に32層3D NANDに始まり、64層、と実現され、2021年現在では、170層ほどが実現されている。


参照

Docker構築(イメージ作成からコンテナ起動)

Dockerfile作成

Dockerfileのあるディレクトリに移動

$ docker image build -t image_name:latest .
$ docker container run --name container_name -it image_name /bin/bash

これで、コンテナが作成されます。細かい部分は後々追加します。